ビーベノム(蜂毒)

蜂毒ペプチドは毛細管壁の浸透性を向上させ、肌の細胞と結合し組織の循環、酸素供給、解毒作用を高める効果があるため、蜂毒とコスメ化粧成分を組み合わせることによってコスメティックな効能をより発揮できるようになります。
ビーベノムとマヌカハニーの効能を相乗的に生かしたコスメティック化商品をご紹介いたします。
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ビーベノム(蜂毒)は、ミツバチの働き蜂の身体の腺から分泌される分泌物で、炭水化物、脂質、アミン、アミノ酸が豊富で、さらに11のペプチド、5つの酵素などの美容効果の高い成分も含まれています。蜂の毒には色々な優れた効果があることから、昔から関節痛や筋肉痛、神経痛、リウマチなどの治療にも用いられてきました。
ビーベノムに含まれている豊富なペプチドの効果によって、抗炎作用、抗菌作用、解熱作用があると言われます。さらに疲労や病気の原因となる副腎皮質ホルモンを抑制する働きがあり、内分泌系にも効果があると言われています。
ヨーロッパで昔行われていたのは「ビーベノム・トリートメント」と言われる治療法で、ミツバチの針を患部に刺して関節炎などの痛みを取るという手法が用いられていました。1990年代にはリウマチや関節炎の痛みの緩和効果が医学的に確認され、医療現場でも広く使われるようになりました。
さらに、ビーベノムが血液中のヘモグロビンや白血球の量を増加させる働きがあるので血栓静脈炎などにも有効性があることがわかっています。ビーベノムは毛細管壁の浸透性を向上させることで、細胞と結合組織の循環、酸素供給、解毒作用を高めます。また、血液のコレステロールの抑制や心臓の筋肉強化の働きもあり、血圧下降にも有効性が実証されました。一般的な健康増進にも有効で、食欲増加、睡眠改善、活力向上などにも効果があると言われています。
ビーベノムを口径摂取する場合、喉頭と口の粘膜によってビーベノムは血流の中へ最大限に浸透されます。細胞膜から始めり身体のすべての部分に行き渡り、ソアボディシステムで終了します。それは、内部コルチコイド・ホルモン分泌に対する影響を調節する中枢システムを助けます。
ビーベノムが注目されているのはこのような健康効果だけではありません。ビーベノムはその抗炎作用から、アンチエイジングやしわ対策、肌のターンオーバー改善にも効果があると言われます。海外コスメを中心としてこの効果に大変注目が集まっており、韓国コスメとして日本で上陸して一躍脚光を浴びました。
さらにイギリスではキャサリン妃もご愛用されていることで注目が集まりました。ロイヤルウエディング前のフェイシャルエステでも使用されたと言われるフェイシャルマスクには、ビーベノム入りのマヌカハニーが配合されていたそうです。それが火付け役となり、ビクトリア・ベッカム、カイリー・ミノーグを始めとする数々のトップスターやセレブリティも使っていることが話題となりました。
ニュージーランドでは、みつばちを殺さないで、毒を産出するという画期的な技術が確立され、世界中で話題になっています。ハチミツに混ぜた飲みやすい製品はアメリカで生産が追いつかないほどの大人気商品となっていると言われています。
蜂の毒というと、通常は健康に悪い影響があるのではないかと思う人もいるかもしれません。しかし、これを人工的に採取して、美容や健康商品に良い成分として開発したのがビーベノムです。
出典:Krylov, N. V. (1995). Introduction to the theory of diffusion processes. Amer Mathematical Society.